緊急事態宣言が5月末まで延期され、自粛疲れもたまる中、まだまだ我慢の日本ですが
諸外国では "New Normal" の名の下、少しずつ学校やお店が再開されつつありますね。

感染者数が一旦ゼロになっても、完全に抑え込むには2～3年かかると言われています。
ワクチンが開発されるまで、各国の鎖国状態は解かれないとも

"After Corona" ではなく "With Corona"
どうやってウイルスと共存・共生していくか

巷ではそんな議論が活発化していますが…

天然のウイルスなら共生もできるけど、人工ウイルスかもしれないんでしょう？

という疑問がふつふつと沸いて来ます。

結局、まだ本当のところは謎に包まれたままの新型コロナウイルス
今までに出てきた説は主にこの3つでしょうか。

武漢の海鮮市場で売られていた野生動物による天然ウイルス
武漢の研究所から漏れ出した人工ウイルス
アメリカが武漢に持ち込んだ生物化学兵器

当初はみんな1番を信じて、コウモリなどの野生動物を食べる中国人の習慣が非難されました。
その頃はアジア人にしか広まらないウイルスなんじゃないかと思う人もいたぐらいですが

その後、韓国、イラン、イタリアなど中国と関係の深い国へと感染が拡大し、欧米で猛威を振るうようになりました。

最初は陰謀論だと鼻で笑われていた人口ウイルス説でしたが、米中が互いに罪を擦り付け合う形でとも声高に叫ばれる事態に発展

様々な政治的思惑が錯綜する中、フェイクニュースもいっぱいで
どれが真実なのか？たくさんの情報の中から自分で選び取って行くしかありません。

正直、どれもありえる。
一昔前だったらありえないと思えたことでも、今は何があってもおかしくない世の中だ。
去年から民主化デモで天地がひっくり返るような「普通じゃない」状態を香港で経験していたから、自然にそう思えるのかもしれない。

天然か？人工か？

頭の中でぐるぐる反芻してみても、科学者じゃないので解明することはできません。
じゃあ、陰陽五行で考えたらどうなるのか、自分なりに考察してみました。

陰陽五行でウイルスや感染を表すのは「乙＝陰の木」です。
草木が茂ってどこまでも広がって行くように、周りを感染させていくからという考えです。

乙が強くなる時期に感染拡大するなら天然のウイルスである可能性が高いのでは

という仮説を立てると、毎年3月6日頃からの1か月が乙の月。
冬に流行し3月頃にピークを迎えた後、気温の上昇とともに収束する季節性インフルエンザは、ちょうど当てはまります。

それに対して、新型コロナウイルスはシンガポールやインドなど暑い国でも感染拡大が止まらず、夏になっても自然に収束することはないと言われていて

人工のものである可能性が否定できません。

人工の恐ろしさは制御不能になりかねないところです。

自然のものであれば、自然のサイクルの中にあり、生物多様性や生態系のバランス機能が働いて、自然淘汰や自浄作用でほどよい調和とバランスが保たれます。

でも人工物は自然のサイクルの外にあって、バランスも調和もおかまいなし。
増殖を繰り返す細胞のように自己膨張を続けるだけなのです。

自然の法則から学び、共存共栄の和の精神を説く陰陽五行は、本質的に人工をしりぞける思想です。
人も自然の一部であることを忘れず、人と人、生き物、自然が共生できる社会を目指す。

そう考えると、たとえの天然ウイルス説が正しかったとしても、やはり共通の問題が残ります。
そもそもなぜ野生動物のウイルスが人に感染するようになったのか

コウモリから直接人に移ることはないウイルスが、豚やセンザンコウなどの仲介を経て人に届くようになったと言われています。

開発の名のもとに森林伐採で野生動物の居住域を侵し、人と動物の距離が近くなりすぎたことが原因だと。

それなら、やっぱり原因は人
私たち人間が自然から離れ自己膨張を続けた末に、社会、経済、政治などあらゆる面でバランスが崩れ、すべてが行き過ぎた結果、機能不全に陥っている。

もしかしたらこれは、地球からの警告なのかもしれません。

東洋には昔から「足るを知る」持続可能な社会を実現する思想がありました。
今こそ先人たちの智慧に学ぶ時ではないか？
そんな気がしてなりません。





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