今回で3回目となる行動生態運命学のススメですが、

今までの記事はこちらです

なぜ苦しくなるのか？～行動生態運命学のススメ　その1～

自分を知ることは恐くない！～行動生態運命学のススメ　その2～


さて

行動生態運命学で自分を知ることは恐くない

自分のことをもっとよく知って、もっと幸せになろう

ということで、今回は実際にどんなことがわかるのかを説明しますね


人はみな、生まれながらに命式を持っています。

考えてみてください

そこにその人の各パラメータとプログラムが設定されているとしたら


つまり、一人ひとりの人間は、ゲームのNPCキャラのようなものなのです

格闘ゲームやRPGゲームのキャラ選択画面を想像してみましょう



こんな感じで、そのキャラクターのステータス画面が表示されますね。

HP、MP、経験値、特性や特技などが事細かに設定されています。

これと同じように、人にはそれぞれ生まれつき固有の特性や特技

などがパラメータで設定されているのです。

ただ、みんなそれを知らないだけなんですね


そして、それはNPC（ノン・プレイヤー・キャラ）である。

つまり、コンピュータが操作するキャラクターということです

あらかじめ設定されたプログラムによって動かされているんですね


ということは、みんな自分のことを知ってるつもりで、

自分でコントローラを握って操作しているつもりで、

自分というキャラでこの人生を歩んでいるつもりだけど、

実は知らず知らずの内に命式に設定されたキャラ設定通りに

動かされているだけだったということなのです


いろいろうまくいかなかったり、トラブルになったりするのも、

実はそのせいだったということです

だから、自分を責める必要は全然ないんですよ


自分は一体、

どんなパラメータでキャラ設定（気質・性格・特技など）されているのか

どんなプログラム（潜在的行動パターン・潜在的行動サイクル）が組まれているのか

行動生態運命学で分析すれば、この2つの観点から、客観的に自分を見つめ直すことができます。

それこそが、自分自身でコントローラを握って人生を歩み始めるための第一歩となるでしょう




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[1回]

多くの人々はなぜ苦しみながらも、「忙しい、忙しい」と言いながら、

エネルギーを消耗していくだけの毎日に甘んじてしまうのか

前回の記事に書きました。

なぜ苦しくなるのか？～行動生態運命学のススメ　その1～


それは、本当の自分を知るのが恐いと思っているからです。

何か恐ろしいものがでてきたらどうしよう

と脅えて、自分自身と向き合うことを避けているんですね。


でも

行動生態運命学なら恐くありません

もし占いであれば、結果があるのみです。

だから、なにか言われても、信じるか？信じないか？

それだけしかありません。

「なにか悪いことを言われたら、どうしよう

暗示のようになってしまいそうで恐い」

という人や、

「いいことだけ信じればいいか」

という人。

どちらも、結果を信じるか信じないかだけの話です。


でも、行動生態運命学では、どんな人にも、どんなケースでも、

必ず改善策や解決策をみつけ出すことができます

どうしても「占い」という範疇で見られることが多いですが、

そこが一般的な占いとの大きな違いなのです。


それに、そもそも「いいこと」も「悪いこと」も区別しません。

宗教のように善悪や、是非を問うこともありません。

また、「不倫はダメ」、「同性愛はダメ」というように、

人が決めた道徳やモラルを説くこともありません。

社会通念やルールは、時代が変われば、環境が変われば、

その時々で移ろいゆくものだからです。

行動生態運命学のベースとなっている陰陽五行は、

もっと太古からある自然界の法則に従うものであり、

いつまでも変わらない普遍的な真理に基づくものなのです。


だから、その解決策はとても具体的で詳細です

もしスピリチュアルであれば、

いつも笑顔で感謝

ポジティブに

自分を許し、相手を許す

いらなくなったものは手放す

などなど、誰にでも共通の少しあいまいな解決策になりますね。

私は占いもスピリチュアルも大好きなので、

これらの効果も否定しません。

なんでも「気の持ちよう」が大切だと考えれば、

自分も周りも「気持ちよく」すごすためのヒントになりそうです。


ただ、行動生態運命学は、もっと個人に特化したものです

一人ひとりが生まれながらに持っている命式と呼ばれる

固有の設計図は、1,296万通りもある組み合わせの中の

1つなのです


血液型の本であれば4冊、星座の本であれば12冊書けば事足ります。

でも、1,296万冊の本を書くのは一生かかっても無理でしょう


個人個人をそれほど違うものとして扱うので、

当然、解決策も千差万別です。

同じ悩みの相談だったとしても、答えはまったく違ってくるのです


そして、一般的なカウンセリングとの決定的な違いは

本人がその場にいなくても、できること

本人に何も話を聞かなくても、生年月日から命式さえ計算できれば、

その人の本質も、起こりがちな問題も、解決策も、

すべて読み解くことができるのです


では、実際どんな手法がとられているのかは、

次回、「行動生態運命学のススメ　その3」で詳しく説明しますね



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[1回]

クローズアップ現代瀬戸内寂静　93歳の青春を観て、

老いてもなお衰えない輝きを放つ寂静さんの姿に感銘を受けました

多くの若者が集まったイベントで、

「青春は恋と革命だ」と叫ぶと、

「わーーーっ」と大歓声

このパワーはどこから来るんだろうと興味を持ち、命式を調べてみると…


癸　乙　壬
未　巳　戊

癸（陰の水）はペアの相手である戊（陽の土）をどこかから探してきて、

丙（陽の火）になりたいと強く願っています。

おとなしく優しい、やわらかい女性から、強く激しく、華やかな女性に

変身したいという願望があるのです。

そして、地支（命式の下の段）は、どれも火になる要素を備えているので、

戊さえ来たら、パッと一瞬で水は蒸発して、炎に変わるでしょう


火　木　水
火　火　火

そうすると、このような五行の配列になり、

水が木を生み、木が火を生み、という順番で、自然の流れにそって

進むのでとても前向きでポジティブな人になります。


ただ、問題は火が強すぎること

左端の火は隣の木に燃え移って、その隣の水も干上がっていく

そうなると、全体が燃え盛る炎の玉のようになってしまって、

周りを巻き込みながら、自分自身をも燃やし尽くしていくことに

なってしまいます


情熱的で奔放な恋に生きた若い頃の寂静さん

湧き上がるこの激しい炎のなせるわざだったんですね


このように身が強すぎる人は、とにかくアウトプットを

出さなくては、出口がふさがれたまま、どんどん

詰まっていってしまいます


火が生むのは土、そして土が生むのは金ということで、

この2つが火から出すアウトプットになります。

土＝文化、歴史、民族、伝統、宗教など社会の土台となるもの

金＝真、真実、真理など価値のあるもの


「書いて、書いて、げっぷが出るほど書いても、

まだ書きたいことが出てくる」

ご本人のその言葉通り、書くことでうまく吐き出しながら、

バランスを取ってきたわけです。

色っぽい小説が多いのは、身を焦がすような激しい恋こそが

原動力となっている人だから。

そして、それを書くことで燃えるような想いを昇華させて、

作品として結実させていく

特に、文化や歴史の香りを漂わせるラブロマンスから、

普遍的な愛の真実を描き出した源氏物語の現代語訳は、

まさに土と金の性質を生かしたアウトプットだったために

世間からも高く評価されたのでしょう


また、宗教という土の世界に身を置くことに決めたのも、

そこに出口を見出すしかなかったから


「愛した　書いた　祈った」


墓碑に刻む言葉はもう決めてあるという寂静さん

大病から生還し、まだまだ死ぬまで元気に生きられるという

その生命力の源は、こうやって自分の道をがむしゃらに

切り開きながら、身心のバランスを保ってきたその生き方に

あるんでしょうね


「人間の幸せは自由になること」

寂静さんの輝く笑顔に、みんなが励まされ、勇気付けられる理由が

わかったような気がしました



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[3回]