ある晴れた日の夕方、ヴィクトリア・ピークをぐるっと取り巻く

遊歩道「盧吉道」を歩いてみました。



観光客でにぎわうピーク・タワーの喧騒を離れ、

ひっそりとした佇まい


時折、散歩やジョギングをする人々や

犬の散歩の人たちとすれ違います



見下ろすと、ザ・香港という感じの素晴らしい眺め

少しスモッグがかかっていますが、これでも空気は良い方なんですよ




自然界は、木や草や岩や小川などが、それぞれ独自の色を主張

しながらも、絶妙な調和とバランスが保たれています



私達人間が作った人工の町並みも、こうして遠くから眺めれば、

それぞれの建物が個性を主張していて、多様性が保たれている限り、

自然と同じように豊かな調和が存在しているように見えてきますね


自然の中の都会

都会の中の自然


そんな風景が見られるところがあるのが、香港の魅力の一つです

どこまで行っても都会と人工的な町並みばかりの上海に長年住んで

いた分、なおさらそのありがたみが感じられました


そして、対比するものがあるからこそ、その違いがより際立って

くることを実感

自然と都会

調和と不調和

自由と不自由

幸と不幸

陰と陽

もし比べるものがなければ、それぞれの輪郭もぼやけて見えて

きそうな気がしませんか？


そんなことを考えながら、のんびり散歩してみるのも楽しいですよ



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